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募集要項
仕事内容 | バス運転業務 日常点検・洗車等の付帯業務 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 栃木県宇都宮市 |
勤務時間 | 勤務による |
給与 | 月給制/当社規定により優遇 |
休日・休暇 | 勤務による |
募集年齢 | 50歳迄 |
応募資格 | 大型二種免許 |
特徴 | 通勤手当あり ・各種保険あり |
経験 | 大型バス乗務経験1年以上 |
通勤手当 | 実費支給 月額:5,000円~10,000円迄(要相談) |
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028-689-1661
☆新採用運転者教育☆
新たに運転者を採用した場合、貸切バスの運転経験があっても初任適性診断及び指導が必要です。初任運転者以外でも、所属する会社で運転経験(直近1年間で20時間以上)のある貸切バスより大型の区分の貸切バスを運転しようとする運転者を準初任運転者といいます。この運転者にも初任運転者に準じた指導が必要です。
貸切バスの初任運転者に対する教育は、10時間以上の座学指導及び監督が義務付けられました。(平成29年12月1日以前は座学を6時間)実際に事業用自動車を運転して行う実技訓練を20時間以上行うことが義務付けられました。
①座学メニューについて
◎事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項
交通ルールや心構えを勉強します。特に運行指示書の指示遵守を徹底します。
事業用自動車による交通事故の統計を説明するなどして社会的影響を理解して頂きます。
◎事業用自動車の構造上の特性と日常点検の方法
貸切バスなどの運転は一般的な乗用車の運転とは大きく異なる部分があります。実技と連動して、新人運転者がこれから乗務する車両と同じタイプの車両をモデルに勉強します。
異常を素早く発見できる日常点検のテクニックも学ぶ必要があります。
自らが運転する車の制動性能などを確認させ、構造上の特性が車両によって異なることを理解して頂きます。日常点検不備による事故や、交通事故による事業者・運転者への処分、加害者や被害者への心理的影響の大きさ、法律遵守の重要性などを理解して頂きます。
◎運行の安全及び旅客の安全を確保するために留意すべき事項
お客様の乗降時の注意点や、シートベルト着用の呼びかけなど、運行の安全や旅客の安全を確保するための方法について学びます。
◎危険の予測及び回避
予測運転の理論や方法を勉強します。また、制動装置の操作方法について理解します。大切なことは、これから乗務するのと同じタイプの車両で制動距離や制動状態での姿勢制御を勉強することです。強風、豪雪等の悪天候が運転に与える影響への理解、事故発生時、災害発生時その他緊急時における対応方法について事例を説明する事等により理解して頂きます。
安全性の向上を図るための装置を備える貸切バスの適切な運転方法
雇い入れた運転手さんが、衝突回避装置や被害軽減ブレーキなどが装備された車両に乗務することが決まっているであれば、その操作方法などを学習しておく必要があります。安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車を運転する場合は、装置の機能への過信や誤った使用方法が事故の要因になる恐れがあることを説明すること等により、適切な運転方法を理解して頂きます。
ドライブレコーダーの記録を利用した運転特性の把握と是正
この学習は実技訓練の途中、又は実技訓練後で行います。
実技訓練中のドラレコ映像を利用して、初任運転者のクセや行動特性をつかみ、直すべきところは直していきます。
安全運転五則を覚えていますか???
安全速度を必ず守る
カーブの手前でスピードを落とす
交差点では必ず安全を確かめる
一時停止で横断歩行者の安全を守る
飲酒運転は絶対にしない
②実技訓練メニューについて
◎実際に運転するバスで実施致します。
◎実際に運行する可能性の高い経路を踏まえ、市街地、坂道、隘路、高速道路等において実施致します。
◎日中だけでなく、夜間の運転についても実施致します。
◎ドライブレコーダーの映像で運転者に自身の運転内容を確認させつつ実施致します。
◎事故惹起運転者に対しては、事故時のドライブレコーダーの記録を確認させた上で実施とされています。
★運転するのは初任運転者
実技訓練ですから、運転するのはもちろん初任運転者です。
指導者は、助手席又は客席で道路や運転方法、走行上の注意点などを教えます。指導を務める運転者は選任されているドライバー、又は事業者が指名した運転者です。
★教習プロセスはドラレコ映像と音声で記録する必要があります。
教習の様子はドラレコで記録する必要があります。音声も記録できるので、それも同時に記録します。これらのデータも3年間保存しなければなりません。
★デジタルタコグラフでの記録も必要
デジタルタコグラフの記録をしておきます。この記録についても3年間保存します。
安全運転をするための心構えとは???
許す心をもって運転する
自分は運転が上手いと過信しない
運転中は常にベストコンディションで
「~かもしれない」で運転する
「ながら運転」はしない
ドライビングポジションがしっかりとれている
スピードメーターを常に意識している
十分な車間距離を確保している
③乗務員教育について
旅客自動車運送事業運輸規則 第38条に基づき、輸送の安全に関する目標を達成するために、運転者への指導監督に関する年間計画を毎年策定しております。
安全会議講習会の開催、関連法令・規則・安全運転遂行・事故防止啓蒙・健康管理等を目的とした教育研修実施しております。また車両点検について実車両を用いて研修を実施しております。
④適性診断について
初任者、適齢者(65歳以上)に対し、法令で定められた適性診断を計画的に受診させ、その結果に基づき管理者は個別に指導・助言を行っております。
⑤ヒヤリハットを用いた安全運行教育について
ヒヤリハットとは、重大な事故には至らないものの、事故に直結する危険性があった一歩手前の事例、またその発見を言います。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」です。
3か月に1回程度運転者から報告書の提出をして頂いております。結果として事故に至らなかったものであるので、見過ごされてしまうことが多いのですが、重大事故発生の裏には、その前に多くのヒヤリ・ハットが潜んでいる可能性があり、その事例を集めることで重大な事故を予防することができます。当社ではその事例を基に運転者の研修等に活用しています。